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【医薬最前線】抗体医薬に“金脈”の期待

 「薬を変えてから間接の痛みはウソのようになくなりました。今は月2回の絵画教室が楽しみ」

 7年前から間接リウマチに悩んでいたという田島佐知子さん(56)=仮名=は笑顔でそう話すと、手首をくるくるとひねってみせた。

 以前は手首を動かすだけで、針で刺されたような激痛が走り、指先には力が入らず、洗濯バサミすら摘めなかった。それが、昨年1月に薬を変えてからは、スポーツジムにも通えるほど回復したという。

 田島さんが使い始めた薬は中外製薬の「アクテムラ」。2005(平成17)年に日本で初めて作られた「抗体医薬」と呼ばれる、新しいタイプの薬だ。

 「抗体医薬などの登場で、リウマチの治療はこの10年で飛躍的に進歩した」。日本リウマチ学会理事長で、東京医科歯科大の宮坂信之教授はそう語る。

 宮坂教授によると、リウマチはこれまで「不治の病」とされ、治療は痛みを緩和するなどの対症療法がほとんどだった。症状を抑えられる患者は1割程度。

 しかし新薬の登場で、発症後1年以内に治療を始めれば4~5割は症状を抑えられるようになったのだという。

 製薬会社の主力医薬品の特許切れが相次ぐ「2010年問題」。製薬各社は、経営を支える新たな新薬の開発を急ぐ。しかし、従来のような「化学合成」の手法による新薬は、すでに開発し尽くされている。そこで、多くの製薬会社が注目するのがアクテムラのような「抗体医薬」だ。

 抗体とは体の免疫反応により作られるタンパク質で、体内に入った異物を攻撃したり動きを封じる働きがある。抗体を人工的に培養して作られる薬の総称が「抗体医薬」だ。中外製薬の松崎淳一・政策グループマネージャーは「抗体はそれぞれ決まった標的(抗原)にしか作用しない特性があり、大量に投与しても副作用が出にくい。薬の量が増やせるので高い効果が期待できる」と話す。

 例えば抗がん剤。化学合成の薬ではがん細胞を攻撃しながら、健康な細胞も同時に攻撃してしまうことがある。毛髪が抜けるなどの副作用はそのためだ。それが抗体医薬なら、がん細胞をピンポイントでねらい打ちできるとされる。

 すでに医療現場では多くの抗体医薬が使われ始めており、世界市場の売り上げ上位15品目のうち5品目が抗体医薬だ。

 国内では中外製薬や協和発酵キリンなどが長年取り組んできた。最近では創薬に苦しむ大手も参入。アステラス製薬が07年に米バイオベンチャー「アジェンシス」を、武田薬品工業も08年に抗体医薬を多く持つ「アムジェン」(米国)の日本法人を買収した。

 次世代の医薬品業界を担う医薬品として期待が高まる抗体医薬だが、欠点もある。「高額」である点だ。

 製造経費は化学合成薬の10~20倍と言われている。アクテムラも自己負担は月約4万円。同薬を利用した田島さんも「薬の使用が長期間続くと思うと…」と胸の内を語る。

 開発された薬の多くがリウマチなど特定の疾病に集中しているため、「抗体の金脈は意外と小さい」との指摘も出始めている。

 だが、2010年問題に直面する製薬業界は、可能性を秘めた新たな領域として、抗体医薬に期待せざるを得ない事情がある。

 協和発酵キリンは強気だ。同社独自の「ポテリジェント」という技術があるからだ。抗体内の糖を取り除くことで、抗体の濃度が従来の100~1千分の1でも、同等の効果が得られるという技術で、抗体医薬の薬価を下げる可能性を秘めている。

 同社抗体研究所の佐藤光男所長は断言する。「これまで効かないと商品化されなかった試作品も、濃度を1千倍にするなど工夫すれば薬になるかもしれない。この技術で抗体医薬の可能性はさらに広がった」


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