モデル・コア・カリ改訂で方向性を報告―文科省専門研究委
医学部、歯学部の各学生が卒業までに最低限履修すべき教育内容などを定めたモデル・コア・カリキュラムの改訂について議論する文部科学省の「モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会」の会合が8月5日に開かれた。会合では、委託事業として素案の作成などに当たる医学、歯学それぞれの調査研究チームのリーダーが、検討の方向性などについて報告した。
モデル・コア・カリキュラムの改訂に当たっては、委託先の大学に設置した調査研究チームが素案を作成。同専門研究委員会で素案を精査し、文科省の連絡調整委員会が最終的に改訂を決める。
医学教育の調査研究チームは、大学教授のほか一般病院の医長など13人で構成する。リーダーは東大大学院医学系研究科教授の名川弘一委員。
名川委員は会合で、国内外のカリキュラムの実情を調査した上で、各大学の意見を反映させながら素案の作成に当たる方針を示した。その上で、臨床実習の充実や、地域の医療を担う意欲や使命感の向上をテーマに挙げた。
一方、歯学教育の調査研究チームは、大学教授など8人でつくる。リーダーを務める東京医科歯科大大学院医歯学総合研究科教授の荒木孝二委員は会合で、▽ 必要な臨床能力の確保▽体系的な歯学教育の実施▽社会的需要を見据えた優れた入学者の確保▽未来の歯科医療を担う研究者の養成―を検討の4本柱とした。
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モデル・コア・カリキュラムの改訂に当たっては、委託先の大学に設置した調査研究チームが素案を作成。同専門研究委員会で素案を精査し、文科省の連絡調整委員会が最終的に改訂を決める。
医学教育の調査研究チームは、大学教授のほか一般病院の医長など13人で構成する。リーダーは東大大学院医学系研究科教授の名川弘一委員。
名川委員は会合で、国内外のカリキュラムの実情を調査した上で、各大学の意見を反映させながら素案の作成に当たる方針を示した。その上で、臨床実習の充実や、地域の医療を担う意欲や使命感の向上をテーマに挙げた。
一方、歯学教育の調査研究チームは、大学教授など8人でつくる。リーダーを務める東京医科歯科大大学院医歯学総合研究科教授の荒木孝二委員は会合で、▽ 必要な臨床能力の確保▽体系的な歯学教育の実施▽社会的需要を見据えた優れた入学者の確保▽未来の歯科医療を担う研究者の養成―を検討の4本柱とした。
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